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健診と人間ドックの重要性

メタボになると狭心症や心筋梗塞の危険度が上昇

脂肪は私たち人間の生命活動に欠かせない「三大栄養素」の一つですが、過剰に蓄積(男性で25%、女性で30%)されると「肥満」と診断されます。肥満は単独ではそれほど問題ないのですが、糖尿病や高血圧、動脈硬化、変形性膝関節症などあらゆる臓器に合併症が生じるという大きなリスクがあります。

メタボで心疾患の発症率が上昇

一部の病気を除けば、脂肪が過剰に蓄積される原因は食べすぎと運動不足にあります。食事から摂取するエネルギーと日常生活で消費されるエネルギーの差が大きく、体脂肪の蓄積につながるのです。

肥満は大きく分けると、下半身に脂肪が蓄積する皮下脂肪型、内臓に脂肪がつく内臓脂肪型の2つがあり、内臓脂肪型肥満に複数の生活習慣病を併発した状態がメタボリックシンドロームです。40歳以上の方はメタボ健診が義務付けられていますので、ウエストサイズを意識している方も多いことでしょう。

動脈が脆くなったり、硬くなったり、血栓ができるなどの血流障害が起きる「動脈硬化」の危険因子として、内臓脂肪、糖尿病や高血圧、高脂質異常症は有名ですが、これらが複数同時に発症すると、10年後に狭心症や心筋梗塞などを発症するリスクが健康な人に比べて36倍も跳ね上がるという報告もあります。

メタボリックシンドロームの診断基準は男性で腹囲85cm以上、女性で90cm以上にプラスして、中性脂肪が高い、血圧が高い、血糖値が高いの3つのうち2つ以上が該当するものとしています。

肥満やメタボリックシンドロームの予防には、バランスの良い食事と運動を日常的に心掛けて内臓脂肪を減少させることが大切です。血糖や血圧、中性脂肪などの数値に改善がみられ、体重や腹囲の減少が数字として実感できれば、食事療法や運動療法を続けるモチベーションになることでしょう。場合によっては脂肪の九州を抑える薬が処方されることもあります。

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